結果

そういうわけで、最優秀−鎌鼬、優秀-プラスマイナス、いがわゆり蚊、審査員奨励賞-恋愛小説家
ある意味妥当。いがわゆり蚊、二本目他になかったのか?プラスマイナスはバタバタ感が悪い方向に。
審査員に今年は町田康氏いませんでした。代わりなのかなんなのか、宮崎哲弥氏。なんなのか。さすがに特にはずれたコメントを言うこともなく、かといって町田氏ほど個性のあるコメントもなく。
作家枠なのかなんなのか室井佑月氏。もうすっかり体調も良いように見えます。なによりです。
あとは、マニア枠には大林素子さんにかわって田丸麻紀氏。あと朝日放送のおっさん。
大竹まこと氏のお笑いに真摯なコメントとあとはあたりさわりのないコメント。
濱田マリ氏のうけもっていた昔のローザンヌバレエコンクールのコメントほどではないものの出演者をキズつけるヒドいコメントがなくなってがっくりですがまあそれでもいいのでしょう。成人の日だし。

YouTubeでみる ABCお笑い新人グランプリ演者

第39回ABCお笑いグランプリ|朝日放送テレビ
今年はようやくABCお笑い新人らしく、世間にあまり露出していない演者が多いです。
ここ数年はなんだかおまえらもう新人違うやろ、みたいな人が多かったゆえに。
以下出演順

 
 それなりにええ感じ。ネタはありがち。声の良さで底上げ感。もうちょっとはじけてもよいのかも。

  • プラスマイナス「彼女との待ち合わせ」

 
 漫才らしい漫才。間がなんかおかしいときが…。バタバタした感じがあるがそれも味か?

 
 おもろいのはおもろいですが、このキャラの色が強すぎで他のネタの時どうなんでしょうか。

  • スマイル 「熊と出会ったときの対処法」

 
 いつからウーイェイになったのでしょうか。キャラはキャラとしてネタはけっこう普通にうまい感じです。

 
 稽古のやりこみぶりがとてもよくみえるがおっさんの僕には古い感じで全く笑えません。今どき圭修とはすこしひどすぎるたとえでしょうか。オールザッツの激熱やでネタも寒すぎ。なのに頭にこびりついてはなれない「ラララライラララライ…」恐るべし。

 
 微妙な間。この寒いぐらいの間はなんか癖になりそう。残念極まることは声の質。何だか花がない感じ。それも味か。

 
 去年のABC新人の時のリップクリームのネタ。ことしは何のネタで来るのか。ホルモン女学院。

 
 掴みの変な感じはいつもええ感じ。声と間のコントラストが微妙。ネタもあれ。ええ感じなんですがなんかアレ微妙。

  • 恋愛小説家「アシカと飼育員」

 
 コント。声質もよく、ええ感じの二人組。この他のネタ、どうなんでしょうか。松竹の先輩TKOがしゃべる犬ネタしてますが、松竹ではしゃべる動物ブーム?動物の森か。

  
 去年のネタ。耳に残る高音。そのわりにネタは弱かったような気がします。あと、ちょっと疲れる。

しらない。

それはそれは朝早くから起きたりして何か知らんけど麦茶とか沸かしてみたりしてでもほら何か訳わからないうちに罵声あびせられて這々の体で仕事に向かうわけでしたよせっかく晴れているというのに自転車にも乗らず電車で!しかも電車で!しかも各停!しかも電車!ところで電車に乗ると電車賃なんかかかってしまったりするわけですしこの季節になると馬鹿面さげて得意げにゲボゲボと口元も押さえないはあ、公衆衛生学って何みたいな素っ頓狂のメンズアンドウイメンズが跳梁跋扈しているわけでしてその病原菌の筒の中に金払ってまで入らねばならないのは何故かしら鼻毛も伸びるってものです。さて仕事場では飼い犬に手を噛まれるどころではなくて顔まで噛まれた方もいらっしゃってもう本当にお気の毒としか言いようがないですが昼は昼とて中華三昧なわけです。さてもうあれです、いろいろ聞いたり見たりとかしても台帳台帳また台帳管理管理また管理とか虎になっちゃいそうですお休みなさい。とかいいながらちょっぴり眠気も覚めるわけもなく僕は今日も眠い。だけ。

アホ臭い鼻糞のような話、僕らはもう辟易として参りましたが世界で繰り広げられる内輪ネタやらおもしろ小ネタやらオタねたやらなにやら僕はもう眠いのでねます。
心の師の死。白川静様の師。
あと、関係ないけどトラックバックってなにがどうなっているのか調べるのが面倒。

ちょっと寒いです

昨日は昨日で雨とかいいながら全く雨が降りませんでしたので無駄に電車代とかかかってしまいましたが今日は今日で朝は少し小雨など降りましたが雨も止んで晴れ間も見えて参りました故、自転車など乗りましたがとてもとても寒うございましたが手袋など致しましたが寒うございましたが次第に暑くなりましてでも帰りは大変寒うございました。

【夏の思い出】

数十年来続く猫毛色した頭痛とそれから興奮して何かを口走る男の不安感に苛まれている虫螻同然の仔猫たちが公園のベンチの上で楽しそうにじゅるじゅると音をたてて吸いまくりながらお喋りしています。
僕は彼や彼女の邪魔をしないように静かに静かに彼らの姿なんか目に入らないかのように振る舞いつつ少し離れた別のベンチに腰掛けて読めもしない本をまるで読めるかのように一心不乱に読みます。『忌中』車谷長吉
人が本当に口にすることのない『あっ』と言う間に唇からナイフ、耳朶にカスタネット、口にガムテープを貼られた何処かの誰かの誰にも聞こえない心の底からの助けてっという叫び声がなんだか聞こえたような気がしましたがそれはそれ隣の木造モルタル2階建ての家のベランダで土気色した顔のおばはんが遮二無二布団を叩く音でそれはもう見事にかき消されてしまいました。

涙はとまりませんでした。
聞こえない叫び声の主は僕にはさっぱり誰かわかりませんが一人とりのこされて一人更衣室で一人着替えていたひとりぼっちの誰かに何かあったのかも知れませんが想像するに隣の隣でそれはもうまるで戦争のように布団を親の敵のごとく叩き始めたのでやっぱり何もかもかき消されてしまい残念なことに何のことだかわかりません。それゆえかどうか不安が強いと本当に夜眠れないので本当に千代大海がウーロン茶を飲みながら犯罪組織にいろいろとふんどし担ぎのみなさんに指示をしていてその結果私の身に次々と厄災が降りかかっているように感じるのです。病院へ行った方がよいのでしょうか?
そこで唯一自由だった下半身をばたつかせ夕日を浴びたポストの中にゴミを入れて毎食後にジブレキサとヒルナミンを部室の外に鞄も何もかも一緒に放り投げます。理由はわかりませんが涙は止まりませんでした。
窓の外に見える西の空に沈んでいく夕日はまるで獣のように何度も何度も咳払いをし大声で謂われのない文句を散々言い放ちましたが三人目の夕日が私の上ではあはあと息づかい荒く動いていた丁度そのときだったとおもいます、『こういう貼り紙は迷惑です』という貼り紙が私の貼った『こういう貼り紙は迷惑です』と書いた貼り紙の上に音をたてて貼られていました、何度も何度も…。
そういうわけなのか普通は誰か待っていてくれるのに年中無休で続く幻聴と強烈な眠気・倦怠感に襲われ苦しんでいます。
前にも後ろにも口にも、悪夢としか思えないぐらいの一方の側の主張からは判断出来ないことばかりですが、血の付いた部活とテニスコートと刺繍入りの真っ暗な私の夢や楽しかった思い出も花も犬も猫もノートも鉛筆も電磁波攻撃を受けているのです。

涙はとまりませんでした。
『あの人おかしいから気を付けた方がいい』そういっていた友達の顔が一瞬頭を過ぎりました。

涙はとまりませんでした。
心の整理なんか一生できるわけがありません。一生。


伊丹十三『人間はみえみえで、みえみえで、卑怯で、浅はかで、ことごとく下品で、ことごとく無駄にことごとくかっこわるい詐欺同然に驚くほど無意味に恥知らずに異常で、死んでも必ず愚劣に生まれ変わる』